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KUROZAKE 黒酒

「黒酒」は、鹿児島県の東酒造で古くからつくられている料理のためのお酒。「さつまあげ」の製造業者の多くや、大手食品メーカー、さまざまなジャンルの有名シェフも使用する、業界では愛好家の多い調味料です。黒酒は、鹿児島にだけ由来するのではなく、「灰持酒(あくもちざけ)」という日本古来の酒造りの技法を用いています。同じような醸造酒として、熊本には赤酒があり、島根には地伝酒があります。なかでも、東酒造の黒酒は、昔ながらの灰持酒のつくり方を守り、火入れをしないことが特徴。そのため、アミノ酸や酵素がお酒のなかで生きたまま保存され、料理の際に力を発揮します。スーパーの魚や肉に調理前に振りかければ、いつもとは別格の旨みが感じられますし、煮物や焼き物でも深いコクと旨味をもたらしてくれます。発酵食品は日本を代表する食文化ですが、その主役は麹菌です。日本酒や醤油などは製造の過程で火を使うため、酵素が生きていることはありませんが、黒酒は生きた酵素によって、食材にまるで魔法をかけるような効果があります。食の安心・安全への関心が高まる現代にこそふさわしい、隠れていてはもったいない名品です。弊社では、黒酒への圧倒的な信頼のもと、コピーライティング、ウェブ制作ディレクション、SNS運営などのPR全般を行っています。

PHOTOGRAPHY: TORU KOMETANI, HIROMI ASAI

黒酒公式サイト
https://kurozake.com